コナンくんが出てきたよ!

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)

綾辻行人館シリーズは全部読んでいるアイボンです。
かつては綾辻行人の「京大出身で島田荘司に見出されデビューした新本格派」というプロフィールから、
線の細い、黒いタートルを着たちょっと陰のある色白の青年を思い浮かべて、
綾辻行人萌え〜!と自分の中で大変流行っていた時期があるのですが、
何年か前にサイバラの麻雀漫画にものすごいデブなめがねのキャラが出てきて
サイバラと銀球親方にボコボコにカモられ、
「ファンのみなさま綾辻の印税は全て私達がいただきました」
みたいなコメントが書かれているのを見てものすごくショックを受けました。
サイバラによると綾辻行人氏はめがねの油でぶで、汗かきで、なんかとろい感じで描かれていました。
いや、別に作家は顔じゃないし、作品が面白ければいいんですけど、
ちょっとその、あまりにギャップが…。


久しぶりの新作、これまでに出てきた設定や人物がたくさん再登場しているようですが、
前作との間があきすぎているため、どこがそうなのか全然わかりません。
一番好きな『十角館の殺人』になるときっちり覚えているのですが、
『水車館』『人形館』『迷路館』のあたりはかなり怪しい…。
読んでいる途中に「ん?」と思うような箇所がちらほらあるけど、
かと言って、前作までを読み返して確認するような情熱はすでにないのでした。
いや、顔とか関係なく。もう手元に本がないから。
まあ、そのうち図書館で借りて読み返すでしょう。