R.I.S.E.観戦!

R.I.S.E.の60キロトーナメントにおなジムのファイヤーと加護さんが出場したので応援に行ってきました。
結果はスポナビぽちっとな〜

  • オープニングファイトに女子の試合!ジェット・イズミ×岡田敦子選手。ジェットの調子が悪かったのか岡田選手がうまくなってたのか、予想をくつがえしてのドロー。わたしは岡田選手の勝ちだと思った。パンチうまい!前蹴りもいい感じで入ってた。ジェットは…怪我してたのかな?あのIKUSAのときの久江ちゃんをよせつけなかった動きが出てなかった。残念。
  • トーナメント1回戦1。上松×加護さん。優勝候補と噂されていた上松選手。1Rの動きを見る限りでは、パンチも見えていたし、いけそうな感じだったんだけど…上松ってけっこう組み膝がうまいのね。わたし的にはそこが誤算!でもKOパンチャーみたいな煽りのわりには意外に大丈夫で、加護さんがよくしのいだと思う。でも後で聞いたらこの上松選手はトーナメントのために階級をあげてきたんだって。元はもう少し軽い階級の選手らしい。うーん、じゃあやっぱすこしパワー的には今までと勝手がちがったかもね。
  • トーナメント1回戦2。黒田さん×KAWASAKI。これは…黒田さんが普通にパンチとローで勝つだろーと思っていたら、KAWASAKIのパンチがなぜか入る入る!なんどか顎もあがってしまったりで黒田さん判定負け。KAWASAKIの投げるとんこつラーメンが欲しかったけど、こっちには飛んでこなかった。ふんだ、いいもん!いらないもん!(負け惜しみ)
  • トーナメント1回戦3。末廣×板橋。ハードパンチャー×テクニシャンという煽り。どっち初めて見る選手。板橋選手はうちのジムでもすこし噂になっていたので楽しみにしてたんだけど…末廣のパンチぼこーん!で1RKO。ちぇっ!KOはいいんだけど、もう少し見たかったなあ〜。
  • トーナメント1回戦4。ファイヤー×水谷。ファイヤーの試合は、なんていうか、本人は大真面目なんだけど笑いがおきたり、ファイヤーのこと知らない観客までファイヤーコールをしちゃったり、ものすごく場をファイヤー色に変えてしまう、そんな試合なので毎回楽しみです。今回も場内は7割がたファイヤーの応援をしてたように思います。対する相手の水谷選手は子供の声援が目立つ。「水谷先生頑張って〜!」と叫ぶたくさんの子供たち…正直こちらもちょっとひるみます。試合はいつものように気持ちで前に出るファイヤーに対し、思ったよりも打ち合う水谷。バックハンドや前蹴りを混ぜたりして、気持ちと気持ちのぶつかりあいです。途中ファイヤーのボディで水谷が止まったように見えたんですが…後半にきっちりまとめてきた水谷選手の判定勝ち。うーん…くやしいけど…ドローでもよかったと思うんだけど…延長になるとファイヤーが吠えまくってよりいっそうおもしろくなるのに…そしてファイヤーは延長に強いのに…残念!
  • トーナメント2回戦はおなジムのセコンドさんたちや先生と話をしていて見てません。これはわたしにはとっても珍しいことなんですが、なんか気が抜けちゃったっていうか、ちょっと残念すぎて見る気がしなくなっちゃった。ムキムキさんとフランクフルト食べたりしてました。
  • スペシャルワンマッチ。須藤×尾崎。「天才」須藤とチードラの尾崎。どっちも初めてみる選手。須藤はその前評判の高さ、尾崎はあの水町くんを倒してるということでちょっと注目していたカードです。減量に失敗したという須藤。お腹まわりもゆるめで、スパッツはかせるのがちょっとかわいそうな感じ。元ボクサーらしいので、長めのトランクスとかはかせてあげたかった…。(R.I.S.E.はスパッツ強制を考えなおしてほしいです!ヘビー級とか、たまにすごく似合ってない選手がいるよー!そしてそんな選手に限って白一色の薄手のスパッツなんだ!やだよー!)試合のほうは、軽快に攻める尾崎優勢。飛び膝やローがいい感じに入ってて、これは尾崎かな?と思いながら見てたら、横にいた小林先生が「須藤のフックがすごい。この試合はあのフックでKOだよ」って!えー!あのフックですか?!わたしにはよくわからないけど先生いわく体をつかってきれいに打ててるからあれはガードの上からでも効くよ、とのこと。そしてその予言ドンピシャ!2R、ガードの上からのフックに動きがとまる尾崎。さらにきれいなフックが入りダウン。足にきていた尾崎をさらにフックで攻め立てレフェリーストップのKO!鳥肌が立ってうおーー!って叫んじゃった。すごいなあ!KOパンチ持ってる選手、すごいなあ!
  • トーナメント決勝。KAWASAKI×水谷。ふたりとも疲れもありガチャガチャ。このまま判定になって、最後まで頑張れたほうが勝つのかなあと思っていたら、ローが効いてきたKAWASAKI!そのままローで水谷選手がKOでした!それにしてもこのトーナメント、テクニシャン系が全滅かよ…ガンガンの打ち合いがすきな人は大興奮だったかもだけど、わたしとしてはせっかくの60キロ級、スピードやテクニックの部分でも見せてほしかった。ワンデーではそれにも限界があるかな〜。優勝した水谷選手は、気持ち・スタミナ・技術のバランスがよかったのが勝因じゃないかと思いました。ファイヤーやKAWASAKIのような気持ちの強さも持っているし、最後まで手数が落ちてなかったし、ガンガン前に出てくる選手とやるときに打ち合いながらもうまく前蹴りや回転技でいなす(いい意味での)狡さも持っている選手だと思いました。なによりDOA(70キロ)に出てる選手が60キロまで落としてあれだけの過酷なトーナメントを勝ち抜けるっていうのがすごい!勝利者インタビューで「27歳から格闘技を始めた」と話しているのを聞いてなんだかわたしも胸が熱くなって勇気が出ました!(理由は聞くな!今後は何があっても21歳で通すから!)

総括。R.I.S.E.のディファ興行を見るのは初めてだったんだけど、演出の華やかさに驚いた。最初にトーナメントに出る選手が全員出てきて一列にズラッと並ぶのとか、K-1MAXみたいだし!煽り映像も、ちゃんとキックをわかってる人が丁寧に作っている感じがしてよかった。GAORAの放映が楽しみ。あんなすてきな煽り映像は選手にとって絶対記念になると思う。加護さんは加護さんのあの甘えっ子なところが如何なく発揮された映像で、ちょっと照れながらコメントしてるところとか、KAMINARIMONトーナメント2連覇についてもちゃんとアピールされてるところとかがよかった。ファイヤーの映像は、撮影のときにあんまり面白いこと言えてなかった(だってファイヤーはあれが素だから)って聞いて気を揉んでたんだけど、ちゃんと以前のKOシーンや試合後の喜びすぎのファイヤーを中心にまとめてあって、ファイヤー色が出ているすごい煽り映像だったよ!あとは末廣×板橋の煽り(当て勘&一発の右パンチャー末廣と、スピード&テクニックの左パンチャー板橋っていう対比)もよかった。KAWASAKIがラーメンのことばっかり語ってるのもおもしろかった。選手入場も、派手な演出でピカピカ光って出てくるのが格好よかったし…R.I.S.E.はすごいなあ!演出力はキック界随一だと思った。
最後にうちの選手たちの雄姿を!
 相手のパンチにミドルをあわせた加護さん。負けちゃったけど本当に格好よかったですよ!


 水谷選手のお株をうばう左ハイ。本当に盛り上がったいい試合でした。